現在の先生とのカウンセリングの頻度は約2週間に一度となっている。 この間隔が今の自分には丁度良い。 カウンセリングが終わると、自分はすぐにその時間を反芻(はんすう)する。 先生のあれは、どういう意図だったんだろう? とか、どうして自分は咄嗟に…
カウンセリングで先生はあたくしに執拗に説得を試みる(…されているような気がする)。 自分が考えている世界が、観念の中にしかないこと、決して現実にはそのような形で与えられないこと。 じゃあ、それを人はどう腑に落としているのか? いや、人のことは…
カウンセリングにいく日の朝が来て、憂鬱でたまらない。 それでも、正直に前回の面接で感じたことや思ったことを正直に言おう、それでいいじゃないか? と自分に言い聞かせた。 ちゃんと、分かってもらえないことが悔しくて、家で泣きましたと言おう。 初め…
う〜ん、もうすぐカウンセリングの日が近づいているんだけど、ちょっと困ってる。 こんな気持ち初めてなんだけど、なんか恐いんだよね。 それまでは「あと◯日でカウンセリングだ〜♪」と指折り数える勢いで、あれ話そう、これ話そうと、どちらかというと、ワ…
とても昔のこと、あたくしが 26歳の時に、当時勤めていた会社が、これはヤバイ、十中八九潰れるというので、希望退職者を募集した。 希望退職者を募るのは2回目で、次回は指名解雇にする、とのことだった。 「辞めちゃおうか?」と会社の先輩のNちゃんが言…
インフルエンザで外出禁止、熱も下がらないから、布団で一人、ずっと先だってのカウンセリングを反芻していたのであった。 そうして思い返しては憤り、先生の気持ちをおもんばかっては、やっぱりあれは酷かろう?とか、涙していたのだった。 インフルエンザ…
まずは、インフルエンザになってしまいました。 高熱で辛いです。病院で調べたらB型でした。 流行っていることは知っていたのですが、中学生以来インフルエンザには無縁で、自分はならないものだと勘違いしていました(笑)。 皆さんもお気をつけください。 …
およそ20年も前のこと、当時の恋人と夏休みに旅行に行った。 東京から車で琵琶湖、京都とめぐり、神戸の六甲山まで行った。 彼とは結婚するつもりで、親にも紹介していた。 それが今までの旅で、恐らく一番“しんどい”旅だった。 というのも、明日から夏休み…
現在のカウンセラーの先生との面接は、最初はほとんど自分が喋りっぱなしだったのだけれど、最近ではあたくしがカウンセリングの先生から話を聞く時間が増えた。不思議な話だけど。 随分前から、先生の語り…自己開示の多さにはビックリしていたのだけれど、…
かつて、あたくしの背中には大きなホクロがあって、身体測定の時などに、友達に「これなあに?」と見咎められるのが苦痛だった。 10代の後半になって、背中の開いた水着を着る際には絆創膏を貼ってそれを隠した。 20代になって、男の子と親密になることを考…
正月の帰省から、我が家に帰ってきた。 いつものように慌ただしく、そうして、いつもよりも少し疲れたらしい。 しかし、表向きはよい正月にまとめることが出来たように思う。 術後の経過が思わしくなく母の足の調子がイマイチなので、旅館での年越しは止めて…
何年か前の正月明け、あたくしはメンタルクリニックの先生の前で泣きじゃくったのだった。 「先生、今年は、一枚も年賀状が書けなかったんですっ!」と。 今でこそ、ほとんど毎回のことカウンセリングでウルウルしているが、当時は、先生の顔を見た途端に泣…
今年最後のカウンセリングが終了。 ギリギリまで「あれ言おう」「これ言おう」と考えていたのだけど、結局は今回は出たとこ勝負で行こうと決心した。 そうして、カウンセリングに来ているクセに、「今年最後だから、楽しい話にしよう」と思った。 なるべく楽…
あたくしは片付けられない女なので、家はグチャグチャである。 かつては流行りの断捨離というものをして、段ボール箱いっぱいの不用品や衣類を途上国にセッセと送ったりしていたけど、お部屋はすぐに元に戻ってしまう。 頭の中が散らかっているから、リアル…
今日のバイトの現場は、某所の大きな公園だった。 この寒空の下、公園に植えられている樹木の調査をするのだ。おお、寒い! 現在の短期バイトのメインの仕事は、実はフィールドワークなのだ。 現場で収集した情報を事務所でデータにまとめる、そうして依頼主…
こっちが悲しい話をしているのに、笑う人がいる。 例えばだけど、「ストーカーに遭って急遽引越しすることになった時…」みたいな時に、「アハハ」とやる人がいる。 ニコッてな感じの程度の人もいれば、声まで出ちゃう人がいる。 この人になら…と、比較的心理…
今回のカウンセリングは、先週末の夕食時に起こった夫婦喧嘩の話で始まった。 きっかけは、あたくしがバイト先での出来事を夫に話したこと。 あたくしの精神はせいぜい小・中学生なので、家に帰ったら外で何があったのか、家族に聞いてもらいたいのだな。 と…
実は少し前から、アルバイトをしているのである。たまに会う飲み友達に「いゃ、そろそろ働こうと思っているのよ?」と、適当なことを言っていたら、気を利かしてその子が知人の会社の短期バイトを紹介してくれたのだ。「知人は古い友人だから、心配しないで…
先日、とある趣味の集まりの忘年会に参加したのだけど、途中で自分の中に不安というか、違和感を感じていることに気がついた。 30人くらいの集まり、知っている人も一部いるが、多くは初対面。 だけど共通の話題はある仲間なので、初対面でも話はそれなりに…
※今回、真面目な話ではありますが妙齢の下ネタですので、各自判断におまかせします。 「そういえば、この間の話した君の悩み、やっぱり俺としては共感できない訳よ」 居酒屋で熱燗を酌み交わしながら、男友達がこう言った。 蒸し返すけど、共感はできないと…
自分の場合、失敗する恐れがものすごく強いのだ。 ある朝突然、布団から一歩も出れず、会社に行けなくなる恐怖の正体は、恐らく「失敗するかもしれない不安」だ。 いくら「全く失敗しない人はいない」「むしろ失敗するのが正常」と脳で考え、自分に言い聞か…
カウンセリングというのは、人によって何だか転換期を迎える段階があるようだ。 その日が来た時、「あれ、何だか、今日、違う」と思った。 いつもの部屋、いつものカウンセラーの先生、相変わらず泣きべそなあたくしなのだけど、何か違ってる。 先生との距離…
どうも自分には依存症の傾向がある。 若い頃は買い物や恋愛、それにお酒に耽溺することが多かった。 今でもお金が無尽蔵にあったら買いまくるだろうし、永遠の若さがあったら恋愛しまくって、体力があればお酒を飲みまくると思う。 でも、全てには終わりがあ…
カウンセリングは安全な空間で行うこととはいえ心をいじくる行為なので、その後、何やら落ち着きがなくなったりする。 感受性が暴走して涙もろくなったり、昔のことを思い出したり、突然、何かに気が付いたり。 そうして、こんな風に自分の心が制御しにくく…
※今回、犯罪被害の話ですので、フラッシュバック等、心配ある方は読まないで下さい。 恐らく25歳位の時のこと。だから20年以上前のこと。 残業でとても遅くなり、同僚に車で送ってもらった。 当時住んでいた団地の敷地内で車を止め、少しお喋りしてから、車…
前回のカウンセリングからどういう訳か首や方のコリが激しくなり、緊張性頭痛に発展した。 30代の時に頭痛持ちで、いつもバファリンを携帯していた。自分の緊張の対応は全てバファリンにアウトソーシングしていたのだ。 久々の緊張性頭痛を自覚した時、意外…
カウンセリングの日はいつも具合が悪くなるのですが、今回からその具合の悪さのタイプが変わりました。 何か特別なことをしたのかというとそうではなく、終わって気がついたらグッタリしていた始末。 具合は悪いのですが悪化したという感じではなく、何か時…
「うつビジネス」というジャンルがあると思う。 うつの人ターゲットの代替医療、サプリメント、各種セミナー、書籍などなど。 ある程度数が見込めるってんで、本が売れなくて困っている出版業界も一生懸命に「うつ」の本を企画する。 メンタル系の本は「よほ…
前回の続きみたいなものです。 カウンセラーと信頼関係が結べたら、カウンセリングの時間は単なる「思ったことは何でも話しても良い時間」から、ちょっと昇格した。 お互いに「常に正直であること」が求められる、ちょっと上等な空間になったのだ。 話したく…
カウンセラーが初回面接を始める時の常套句に、 「この時間はあなたのものですから、何でも自由にお話下さいね」というのがある。 それから、 「ここでのお話は他には漏れることがないので、ご安心下さいね」というのもある。 カウンセリングの練習レベルで…