心の旅のお作法

妙齢からの、己を知る道、心のお散歩(笑)

2017-01-01から1年間の記事一覧

何度も「変わるな」と言われる。

今年最後のカウンセリングが終了。 ギリギリまで「あれ言おう」「これ言おう」と考えていたのだけど、結局は今回は出たとこ勝負で行こうと決心した。 そうして、カウンセリングに来ているクセに、「今年最後だから、楽しい話にしよう」と思った。 なるべく楽…

家出を妄想する。

あたくしは片付けられない女なので、家はグチャグチャである。 かつては流行りの断捨離というものをして、段ボール箱いっぱいの不用品や衣類を途上国にセッセと送ったりしていたけど、お部屋はすぐに元に戻ってしまう。 頭の中が散らかっているから、リアル…

曲がったキュウリ。

今日のバイトの現場は、某所の大きな公園だった。 この寒空の下、公園に植えられている樹木の調査をするのだ。おお、寒い! 現在の短期バイトのメインの仕事は、実はフィールドワークなのだ。 現場で収集した情報を事務所でデータにまとめる、そうして依頼主…

悲しい話を聞いている時に笑う人。

こっちが悲しい話をしているのに、笑う人がいる。 例えばだけど、「ストーカーに遭って急遽引越しすることになった時…」みたいな時に、「アハハ」とやる人がいる。 ニコッてな感じの程度の人もいれば、声まで出ちゃう人がいる。 この人になら…と、比較的心理…

自分を変える前に、まず受け容れよ。

今回のカウンセリングは、先週末の夕食時に起こった夫婦喧嘩の話で始まった。 きっかけは、あたくしがバイト先での出来事を夫に話したこと。 あたくしの精神はせいぜい小・中学生なので、家に帰ったら外で何があったのか、家族に聞いてもらいたいのだな。 と…

懐かしき街に立つ。

実は少し前から、アルバイトをしているのである。たまに会う飲み友達に「いゃ、そろそろ働こうと思っているのよ?」と、適当なことを言っていたら、気を利かしてその子が知人の会社の短期バイトを紹介してくれたのだ。「知人は古い友人だから、心配しないで…

不特定多数が集う場が怖いことに気付く。

先日、とある趣味の集まりの忘年会に参加したのだけど、途中で自分の中に不安というか、違和感を感じていることに気がついた。 30人くらいの集まり、知っている人も一部いるが、多くは初対面。 だけど共通の話題はある仲間なので、初対面でも話はそれなりに…

共感されなくても平常心。

※今回、真面目な話ではありますが妙齢の下ネタですので、各自判断におまかせします。 「そういえば、この間の話した君の悩み、やっぱり俺としては共感できない訳よ」 居酒屋で熱燗を酌み交わしながら、男友達がこう言った。 蒸し返すけど、共感はできないと…

不安障害のリハビリで、ニッチな言語を学ぶ。

自分の場合、失敗する恐れがものすごく強いのだ。 ある朝突然、布団から一歩も出れず、会社に行けなくなる恐怖の正体は、恐らく「失敗するかもしれない不安」だ。 いくら「全く失敗しない人はいない」「むしろ失敗するのが正常」と脳で考え、自分に言い聞か…

最近、カウンセリング帰りに何だかオカシクなる話。

カウンセリングというのは、人によって何だか転換期を迎える段階があるようだ。 その日が来た時、「あれ、何だか、今日、違う」と思った。 いつもの部屋、いつものカウンセラーの先生、相変わらず泣きべそなあたくしなのだけど、何か違ってる。 先生との距離…

自分の依存症的傾向を優しく考察する。

どうも自分には依存症の傾向がある。 若い頃は買い物や恋愛、それにお酒に耽溺することが多かった。 今でもお金が無尽蔵にあったら買いまくるだろうし、永遠の若さがあったら恋愛しまくって、体力があればお酒を飲みまくると思う。 でも、全てには終わりがあ…

催眠療法の前にも、まず傾聴、まず受容。

カウンセリングは安全な空間で行うこととはいえ心をいじくる行為なので、その後、何やら落ち着きがなくなったりする。 感受性が暴走して涙もろくなったり、昔のことを思い出したり、突然、何かに気が付いたり。 そうして、こんな風に自分の心が制御しにくく…

トラウマにならなかった話。

※今回、犯罪被害の話ですので、フラッシュバック等、心配ある方は読まないで下さい。 恐らく25歳位の時のこと。だから20年以上前のこと。 残業でとても遅くなり、同僚に車で送ってもらった。 当時住んでいた団地の敷地内で車を止め、少しお喋りしてから、車…

「緊張の緩和」を考える。

前回のカウンセリングからどういう訳か首や方のコリが激しくなり、緊張性頭痛に発展した。 30代の時に頭痛持ちで、いつもバファリンを携帯していた。自分の緊張の対応は全てバファリンにアウトソーシングしていたのだ。 久々の緊張性頭痛を自覚した時、意外…

『他人がこわい』時、実際に恐れているのは何?

カウンセリングの日はいつも具合が悪くなるのですが、今回からその具合の悪さのタイプが変わりました。 何か特別なことをしたのかというとそうではなく、終わって気がついたらグッタリしていた始末。 具合は悪いのですが悪化したという感じではなく、何か時…

『医者の9割はうつを治せない』らしいですよ(笑)。

「うつビジネス」というジャンルがあると思う。 うつの人ターゲットの代替医療、サプリメント、各種セミナー、書籍などなど。 ある程度数が見込めるってんで、本が売れなくて困っている出版業界も一生懸命に「うつ」の本を企画する。 メンタル系の本は「よほ…

ミッション:嘘や適当を言わない。

前回の続きみたいなものです。 カウンセラーと信頼関係が結べたら、カウンセリングの時間は単なる「思ったことは何でも話しても良い時間」から、ちょっと昇格した。 お互いに「常に正直であること」が求められる、ちょっと上等な空間になったのだ。 話したく…

何はともあれ、まずはカウンセラーとの信頼関係を。

カウンセラーが初回面接を始める時の常套句に、 「この時間はあなたのものですから、何でも自由にお話下さいね」というのがある。 それから、 「ここでのお話は他には漏れることがないので、ご安心下さいね」というのもある。 カウンセリングの練習レベルで…

ミッション:無条件に受容された体験を思い出せ。

泣いている幼い女の子の目の前で、その大柄な男性は中折れ帽でもって“ひらり”とチョウチョを捕まえてみせる。 注意深く指先にチョウチョを摘んで「ほら、君のだよ」と女の子に差し出す。 女の子は一瞬泣き止むのだけど、そんなことでは誤魔化されないとばか…

幻惑について。

普段、不思議体験には無縁な暮らしをしているけれど、昨年10日間の瞑想合宿に行った際、幻覚を見たことがある。 1日目にして、目をつぶっているのに辺りが明るくなり、目の前の丁度50センチくらいの場所に壁を発見した。 壁には細やかな花柄が規則的に並んで…

ミッション:汝の弱さを受け容れよ。

「自分の弱さを認める」のは難しい。 しかし、自分の弱さを受け容れられれば、それは自分の強みになる。 自分の弱さを認められないことが、その人の脆さに繋がる。 う〜ん、逆説的だが、そういうことだ。弱さがいけないワケではない。 認められないことが問…

「陽性転移」の気持はまず人に伝わらない。

昨今の急激な気温の下降に身体がまだ慣れてません。 先週末に外出した疲労も重なって、あたくしの不安センサーはまたもや暴走しています。 何もない、何もないちゅうてるのに… そんな日は心臓バクバクしながらも、抗不安剤の頓服飲んで、ブログに取り掛かり…

アレキシサイミヤ。

急激に気温が下がったので調子が悪いです。 環境が変化しただけなのに身体は勝手に危険と判断し、心臓がバクバクします。 こら、いい加減にしろってくらい、この3日やるべきことがほとんどできていません。 このブログは多分、逃避行為です(笑)。 アレキ…

頭の中に音楽が戻ってきた。

街を一人で歩いていたら、ふと頭の中にある曲が流れてきて、ものすごくリラックスしていたのだろう、それに合わせてつい口ずさんてしまった。 そうして、それを自覚したときに、この感覚があまりにも久しぶりなのに気がついて、不覚にも目に涙が浮かんでしま…

カウンセリングで夢の話をする。

一度、夢の中にカウンセラーが出てきたことがあり、その話をしたら、 「じゃあ、これからは夢の話も聞かせてよ」ということになった。 そういう流れになるとどうしても、「夢を分析する」→「何か解る」のを期待するもんなんですけど、あたくしのカウンセラー…

「オープンダイアローグ」というやり方。

お薬無しで統合失調症の急性期に対処する方法。 「オープンダイアローグ」という言葉は、昨年の今頃、傾聴ボランティア講座でご一緒させていただいた女性から始めて聞いた。 精神保健福祉士でもある彼女が「今、学びたい技術」だと言っていた。 何でも、フィ…

怒る老人になるのが怖ければ瞑想をやるがよい。

夫の母親が軽度の認知症っぽいらしい。 もうすぐ80歳に届く年齢だからしょうがないかもしれない。 しょうがないんだけど、義母はボケ防止に良い食材を摂ったりとイロイロ気をつかっていたので、ちょっと残念だ。 認知症の症状には様々なものがあるけど、義母…

カウンセラーに分かってもらうのが難しい気持ち。

先日のこと、約10ヶ月に渡って月1〜2回通っていたカウンセリングのお勉強がひとまず終了した。 あとは、年明けに試験があるので、各自お勉強となる。 最終日なので、各自のカウンセラーとしての目標や理想を語り合う時間が設けられた。 このクラスは企業の…

「もらい上手になる」というミッション。

ある日のこと、カウンセラーの先生からの指摘。 「あなたの話に頻出する、自虐的な表現が気になるんだよね」 ふむ、痛いところを突きますね。 たしかに昔からあたくしにはそうした思考の癖があります。 そうしてそれは事件後さらに顕著になりました。 例えば…

怒りにまかせて出た自分の言葉にビックリした件。

母が足首の手術をするというので、ふたたび実家に。 内視鏡の技術が進み、術後の傷跡を見ると1センチほどの縫合跡が6箇所ほどあるばかり。 手術の次の日から早速リハビリ。 若くイケメンの理学療法士さんにリードされて筋トレする母は楽しそうでもある 。…