心の旅のお作法

妙齢からの、己を知る道、心のお散歩(笑)

傾聴

深い泉。

人の心は深い泉のようなものだ。今の仕事に就いてから、シミジミと思うようになった。このイメージは恐らく、数年前に参加した瞑想合宿の、夜の講話に由来すると思う。そこでは、人の心を泉に例えた話が確かにあった。人の心には普段の言動からは全く伺えな…

悲しい話を聞いている時に笑う人。

こっちが悲しい話をしているのに、笑う人がいる。 例えばだけど、「ストーカーに遭って急遽引越しすることになった時…」みたいな時に、「アハハ」とやる人がいる。 ニコッてな感じの程度の人もいれば、声まで出ちゃう人がいる。 この人になら…と、比較的心理…

「オープンダイアローグ」というやり方。

お薬無しで統合失調症の急性期に対処する方法。 「オープンダイアローグ」という言葉は、昨年の今頃、傾聴ボランティア講座でご一緒させていただいた女性から始めて聞いた。 精神保健福祉士でもある彼女が「今、学びたい技術」だと言っていた。 何でも、フィ…

「カウンセリングを学んだら辛くなった」という人。

カウンセリングの勉強仲間が「カウンセリングを学んだら余計に辛くなった」と、こぼしていた。 何で? と聞いてみたら、 「職場や身の回りに困った人がいると、すぐに分かるようになった」と言う。 そういうのは、身に覚えがある。 自分も、ストーカーに遭っ…

傾聴講座で「肝心な話が後回し」と思った件。

カウンセリングを学ぶ前に、「傾聴講座」を受けたことがある。一般市民向けのボランティア講座なので、傾聴の対象者はいずれも高齢者を想定していた。最初の講座では何か腑に落ちず、その後、同様の傾聴講座をもう一つ受けた。 あたくしが傾聴講座を受けたき…

天才型な気功の先生に欠けていたもの。

不安障害のせいか常に緊張のために身体はカチカチで、時々マッサージに行っている。 すると馴染みのマッサージ師から「膝のお皿が歪んでいる」と言われる。 気功の立ち方で、バレリーナの基本の立ち方「第3ポジション」みたいなのがある。かかとをちょっと重…

「もっと話を聞いて欲しい」というサイン。

カウンセリングの勉強では、クライエントのこんな反応は「もっと話を聞いて欲しい」っていう意味ですよ、っていう例を教わったりする。 当然、カウンセラーなら、こういうサインを素早く察知してクライエントの気持ちを受け止めなくてはいけないのですけど(…

「ありがとう」と言われ動揺した話。

ここでこれが出るか!と思った瞬間 とにかく、予想外の場面で予想外の反応があると、あたくしは激しく動揺してしまう。 その日、カウンセリングはまだ2回目だった。 まだ本格的にトラウマ治療には入らないで、その前に、頑丈で安全なエリアを自分の中に作る…

カウンセリングの超基本、「傾聴」奥深し…。

前回、カウンセリングへのモヤモヤから、カウンセリングの勉強を始めるに至った経緯をちょこっと書きました。 実は、その前段階として、過去に傾聴講座に2回ほど通ってます。両方とも主に老人ホーム等での傾聴ボランティア養成を目的としてて、1回目は傾聴…