心の旅のお作法

妙齢からの、己を知る道、心のお散歩(笑)

3人目のカウンセラーにトラウマ治療をゆだねる。

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またしてもカウンセリングにチャレンジの理由

現在、性懲りもなく3人目のカウンセラーにお世話になってます…。

もう、カウンセリングなんか効かない! お金と時間の無駄! …と懲りたはずなんですが…自身でカウンセリングの勉強をしているうちに、
「いや、傾聴の基礎がシッカリしているカウンセラーなら、大丈夫なんじゃないか?」
 ←「その辺、どうなのか試してみたい!」
と気持ちが変化したというのがあります。
 
と、いうのも、自分が通うカウンセリング教室の先生は、ものすごく傾聴がうまいのです。その方は、臨床心理士さんではなく、シニア産業カウンセラーの方なのですけれども、かつてお世話になった2人の臨床心理士さんよりも、ずっと「鋭い」そして「優しい」。尊敬です。(いや、先生だから当然なのでは? と思う方もいらっしゃるかもしれないけど、そうでないことも…あるんですよ?(笑)最近知りました)
 

トラウマ治療のカウンセラーを探してみる

そんな体験があり、「あたくしにはカウンセリングは効果ない!」という信念が揺らいだ訳です。(この例ばかりでなく、素晴らしい傾聴技術は、聴いてもらうだけで、自然に、柔軟に自分の考えや行動が変わります。無理に変えようとしなくても変わります)本当は、その先生にお願いしたいくらいなのですが、それは叶わないので…。
 
探しました。
条件は…比較的近隣で、かつ臨床心理士であり、トラウマ治療に詳しく、自分の希望する療法ができる先生。そして、絶対条件ではないのですが、どうやら自分は男性のカウンセラーの方が良いらしい。
やはり便利なWebを利用したのですが、あたくしがお願いしようと思ったカウンセラーの方のHPは全くそっけないもので、場所と、主なカウンセリング対象者、使用する療法と、先生の名前しか書いていない。
あたくしの場合、実は、それが良くって、そこに決めたのですけどね。
 

カウンセラー、どんな基準で選びますか? 

いかがでしょうか? ご自身が探すとしたら、もっとどんな先生か分かるような情報があった方がよいでしょうか?
あたくし自身は、あまりにも自分の趣味、家族構成、ペットの有無(笑)なんかをHPで晒しているカウンセラーは、逆に深いエゴを感じてしまい苦手です…親近感を持ってもらうための自己開示だとは分かっているんですが…。
 
しかし、日頃の愚痴、仕事上の悩みなどを聴いてもらいたいとしたら、予め「こんな人に聞いてもらいたい」といった人物像があるかもしれません。介護の話、中間管理職の悩みなどは、若い方よりある程度の年齢が上の人が良いだろうな、とか。逆に、若い恋人の気持ちが分からない!といった悩みの場合は、若いカウンセラーに相談に乗ってもらいたいと思うかもしれません。
実際は、カウンセラーに対する予備知識はどこまであった方がよいのかは、その相談内容に依ると思います。
 

今度は長期泥沼化は避けよう!と思いました。

自分の場合は、トラウマ治療が目的なので、ぶっちゃけトラウマ治療が得意技なカウンセラーだったら、どんな方でも良いのですが、さすがに人間ですから、好みや相性があるというのも否めません。(その代わり、使用する療法と、そのトレーニングはどのくらいのレベルなのかは、とてもジロジロと拝見させていただきました)
そういうわけで、ピンとこなかったら、前回のカウンセラーの時のように「???」と思いつつも24回もセッションを重ねるという愚かなことはせず、直感でスパッと、辞めようと思っていたのです。
 
カウンセリングの1回目はとても大切です。
おそらく、カウンセラーにとっても大切だと思います。
ここで、何だか本音が言いにくいような違和感を感じたら、そのあなたの感覚を大切にした方が良いです。
3〜5回目くらいまでに、その違和感が解消されなかったら、恐らく、残念ながら、カウンセリングの良い効果は得られないと思います。
熟練したカウンセラーなら、この最初の数回は、問題の解決よりもまず、あなた自身を理解し、受容することに集中しているはずですしね。
 
最終目標は、あなたの問題を解決することですから、カウンセラーとの信頼関係を作るのに、そんなに時間はかけていられません。比較的速やかに信頼関係を作る…その辺の瞬発力は、カウンセリングの腕の見せ所でしょう。カウンセリングは、あなたが、あなたの問題を解決するためにお金を払って作った、あなたのための時間なのですから、信頼関係はスムーズに構築されたいものです。
 

3人目のカウンセラーの初回カウンセリングは…

メールにてカウンセラーの方に、自分のややこしい状況を説明して、治療を依頼。めでたく受け入れられて、4月吉日に訪れたのでした。
 
そして、第1回目のカウンセリングはどうだったかと言いますと…
本当に素晴らしい先生だったのです。
 
カウンセリング齧っておいて良かったと思いました。
なぜかというに、あたくしはボヤッとした人間なので、良いな〜と思っても、ボヤッとしか感じることができないのです。しかし、ちょっとでも勉強していると、ボヤッとじゃなく「ここが良かったのです」と具体的に振り返ることができるからです。普段からシャキッとした人は、勉強なんかしてなくても、自分の気持ちがどの部分で動いたか分かるのかと思いますが、あたくしのようにボヤッとしていると、何にしろ多少の訓練が必要なのです、よ(笑)。
 
具体的にどんな部分があたくしに信頼感と安心感を与えてくれたのか、書き出しておきます。
人のどんな部分に好感を持つのかは、人それぞれかと思いますが、参考までに。
 
1.「メモを取っていいですか?」などと、何か行う時、承諾を求めてくれる。
  (一言もなく、目も合わせず、当然のようにメモをガシガシ書き始めるカウンセラーもいる)
 
ユニークな発言に笑顔を見せる。言葉でポジティブな反応をする。
  (「変だね」「変わってるね」ではなく、自分の個性が尊重される感じがする)
 
目標とする問題解決までの、現段階での治療計画の説明があった。
  (具体的にはカウンセリングの頻度、予測されるプロセスなど、どのように治療を進めていくか、など。ここに触れずにカウンセリングが進んで長期泥沼化した経験を持つあたくしにとっては、信頼感アップの場面でした)
 
ポイントはどれも、作為的な感じがせず、洗練されていて、とっても自然。
もちろん、傾聴の素晴らしさは、あたくしが何か言える立場にないくらいです。
いや、プロなんだからこんなの当たり前では?と思われる方がいるかもしれません。
そうでもないんですよ。人間には誰にでも、本心から出た言葉ではないものに違和感を感じる力が備わっているんです。で、表面上だけで心が伴っていない言葉っていうのはどこか寒いのです。カウンセリングの練習をすると、言葉に心を伴わせる難しさに直面できます(笑)。
 

初対面の人に自分の悩みを話すのは緊張するものです

とにかく、カウンセリングの1回目というのは緊張します。誰しも、初対面の人に会う時は緊張するものですが、カウンセリングはその後に自分の悩み事…弱点を語る場面が控えています。
 
自分のように、その悩み事がトラウマ体験にまつわるものだと、恥ずかしさ、怒り、悲しみ…と負の感情がいっぱい詰まっているのです。そうでなくたって、どんな悩みでも、個人的な、デリケートな、大っぴらに言えない部分があるかと思います。だからカウンセリングに来たんですよね?
 
「この時間は、あたくしがお金を払って作った時間だから、負の感情をダダ漏れさせても、そんなの当然さっ!」なんて、開き直ってカウンセリング受ける人はいないと思います。
 
だから、世のカウンセラーの方、クライアントがどんなに平静を装ってカウンセラーの前に現れたとしても、怯えたり緊張しているってことを忘れないでくださいね〜。
 
(実は、カウンセリングの練習をすると、カウンセラーも初対面の時にはかなり緊張する、ということが分かるのですが、ここを乗り越えないと、クライアントの緊張は当然、解くことができないので、必死に乗り越えようとします(笑))
 
そういうことで、ここしばらく、時々トラウマ治療、ということに相成ったのであります。
恫喝が平気になるといいな。
そうして、急にお仕事を辞めたりしなくても良い、健やかな心身になったら、いいなあ〜。
 
全ての人が、自分の中に安全地帯を持てますように…。