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心の旅のお作法

妙齢からの、己を知る道、心のお散歩(笑)

パニック症状を繰り返してしまうワケ。

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鬱やパニック症状を一度体験してしまうと、身体に脳にその痕跡が残され、それを消すのにはなかなか難儀なような気がします。
その痕跡は自分にとって、人や動物が行き来することで出来る“けもの道”のようなものであり、大雨が降った後にだけ出現する“川”のようなものです。元気な時は、全く見えないし気にならないけど、少しでも不調の兆しを感じてしまうと、うっすらと姿を現すような…。その時の、何とガックリとくることよ!です。
 
あたくしの場合、その後、10年以上に渡って再発を繰り返すキッカケとなった事件があります。
犯罪被害に遭ってしまったのです。ストーカー被害です。
 
どんな恐ろしい目に遭ったのかというと…それが…具体的には上手く言えません。
なぜなら、犯人が逮捕されるまで、そして実際にそいつが何を具体的にしていたのかは、知らなかったのです…。
 
そんなこと、ありえるの? →ありえるんですね〜
 
当時は独身で、某会社で派遣社員しておりました。
そうしたらですね、ある日を境に、自分の身辺に不思議なことが起こります。
「某氏が、頭のおかしい女に仕事を提供することを引き換えに、不適切な関係を迫っている」という怪メールが社内の一部の人とかに届くようになったのです。某氏は当時の上司、頭のおかしい女というのは、あたくしのことらしい。イニシャルが入っていて、誰だか推測できるようになっていました。そのうち、ネットの企業掲示板とかにも同様の投稿が出始めました。
 
当時は、社員で上司の某氏を中傷する事件として、まずは社内調査を行いました。
その社内調査が長引いて、「警察の力を借りましょうよ」と言ったのはあたくしです。
某氏が「社内に自分を憎んでいる人がいる…」と疑心暗鬼になって、メンタル的にかなり参ってきたからです。
 
そうしましたら、さすが警察! 捜査開始2〜3ヶ月で犯人逮捕です。
 
ですが、その犯人を知って驚愕!
被害者はあくまでも自分の上司で、あたくしは“ダシ”くらいに思っていたら、思いっきりの被害者だったのです。
その犯人は、あたくしの知人男性だったので…す…。
 
なぜ、犯人がそんなことをしたかといいますと、「あたくしが会社に居づらくなって、無職になって生活に困ったら、もっと自分を頼ってくれると思ってた」だそうです。
 
ひ〜〜〜クレイジー!
 
犯人は当時、上場企業にお勤めしてて、家を持ち、家族(妻、娘二人)がおりました。これで犯罪者になることを選べる神経が理解できません…。
それとも、これくらいの嫌がらせはバレないとでも思っていたのでしょうか? 半年も陰湿なメールを送り続けといて…。
 
ともかく、犯人は捕まったものの、罪をなかなか認めず、20日間以上も拘留されたそうです。
「20日間 以上っていったらですね、殺人犯並みですよ」と、刑事さんは申しておりました。
 
で、「もうちょっと拘留期間延ばしますから、家を変えて下さい」と言われました(はしょりましたが、犯人は誹謗中傷メールだけでなく、いろんなことをやらかしてました)。
 
もう、これは警察からの「お願い」というか「指示」ですね。当時はオートロック付きのちょっと上等なマンションに住んでいましたが、そんなの、何の意味もないみたいですよ?
 
夜逃げみたいな引っ越しを、生まれて初めて体験しましたよ。
(当時、夜逃げみたいな引っ越しを手伝ってくれたのも、ご迷惑をかけた会社の仲間でした)
 
そうして、引っ越しをして、事件解決、メデタシメデタシ、元通り…♪とはなりません…
あたくしは激しく体調を崩しました。
しかし、当時は、周囲の人と同じく、時が解決するものと思っていたのです。
 
「恫喝」場面で自分が体験する、あの、ザーっと冷水をあびるような恐怖感が、この当時の一連の体験とつながっていると分かったのは、ここ最近のことです。恐怖の元をたどるのに、10年近くもかかってしまいました。
 
犯人は、小心者で一見人当たりが良い反面、プライドが高く、フトしたことでキレるタイプでした。
直に、というよりメールのやりとりなどでよく「恫喝」してました。
メールで恫喝って変ですかね? 「ふざけるな!」「馬鹿にしやがって!」みたいな文章の書き込みです。
それは、あたくしに対してだったり、他人に対してだったりで、当時は「キレ芸人かよ?」程度に考えてました。ですから、直に恫喝を食らった記憶は薄いのですが、その辺りの記憶から、恫喝 ≒ 犯人&事件 といったインプットがされちゃったんでしょうね。
 
そして、恫喝が怖いのではなく、本当に怖いのは、「表向きは善人を装いながら、影で陰湿なことをしても平気な精神性」なのでしょう。拘留されても自分のやったことを認めず、「俺は人に落とし入れられた」と言えるような歪んだ性格に、心の闇の深さを感じるのでしょう。
 
この話、オチがあります。
事件から5年ほど経って、犯人からFacebookの申請があったのです!何事もなかったように!(笑)
無視してたら、メールも来ました…。で、「あ、こりゃヤバいな」と思って、「警察に連絡します」って返したら、「それだけは止めてください」って…バカですよね? それからは何事もないのですが、要するにそういうことです。
 
逮捕されても、会社クビになっても、時間が経っても、反省しない人は、反省しません。おバカさんも治りません。
 
そこが、ものすごく、怖いのです。
 
ですから、ココをなんとか乗り越えなくてはいけません。