20歳も年下の女の子に「愛している」と言った話。
天才型な気功の先生に欠けていたもの。
不安障害のせいか常に緊張のために身体はカチカチで、時々マッサージに行っている。
すると馴染みのマッサージ師から「膝のお皿が歪んでいる」と言われる。
でもあたくしの気功の先生はスゴイらしい
あたくしが気功治療を体験した時のこと
それでも先生は尊敬してます
「敏感すぎる人」がいる。
HSPの生き辛さの緩和にはセラピーがよいらしい
HSPに関する詳細はさておき、あたくしが興味を持ったのは、著者が有効な対処法として「セラピーを受けるべき」と勧めている部分。
著者自身がHSPの心理学者なので、セラピーを受ける側の立場から書いているところがよい。
HSPの認知行動療法は根本的解決にならないらしい
セラピーと併せて、その周辺で、比較検討対象になるであろうアプローチに関しても書かれている。
HSPにはスピリチュアルよりセラピーがよいでしょう
ご丁寧にスピリチュアル的アプローチに対しても触れている。心理学とスピリチュアルのゆるやかな繋がりをサラリと語るあたりは、アメリカの学者が書いた本らしいなあと感じました。
敏感すぎるのを能力と考えると少し楽
ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)
- 作者: エレイン・N・アーロン,Elain N.Aron,冨田香里
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2008/03/18
- メディア: 文庫
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「もっと話を聞いて欲しい」というサイン。
話を盛りがちになっている時
同じ話を何度も繰り返す時
意味のなさげな質問をする時
最後に…
恫喝がダメ、本当にダメ。
ココロの安全地帯を構築中です
連続的に恫喝に晒されるとメルトダウンします
本来は鈍感力の強い人でした
※怖いけど、ものすごく面白い映画です。あたくしはもう見ないけど…というか、見れないけど。
「ありがとう」と言われ動揺した話。
ここでこれが出るか!と思った瞬間
「ありがとう」に関して思い出したこと
脳の汁とか電気的な瞬きとか。
晴れたり曇ったりのココロはいかに生まれるのか?
ここ数年の読書傾向は、これまでの心理学系に加えて脳科学系の本が多くなった。多分、自身の病気を様々な角度で見たい、知りたいという心の現れだと思うのだけど、そうして出会った本の中で『フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する』という脳科学に関する本がある。著者であるミチオ・カク先生は理論物理学者で専門は素粒子論(!)。そうした宇宙のことばかり考えている人だから、脳や心に関する考察も超クールでなかなかに刺激的な本です。
(ちなみにこの本は、500ページを超える大作! それだけに読み応えがあり、最新の脳科学に関してかなり網羅されてます。日本でこんな大作を庶民へのエンターテインメントとして書く先生はいないだろうし、出そうとする出版社がないのが残念なくらい)
この本によれば、うつの原因究明と対処法が時代ごとに変わっていて、今は第三世代に移りつつあるそうだ。
第一世代 原因)誰のせいか?…対処)心理療法
第二世代 原因)脳内物質のアンバランス?…対処)薬物
第三世代 原因)脳内システムのアンバランス?…対処)電気 ←今、ここ!
と、いうわけで、様々な精神疾患は脳内の誤配線によるものなんじゃないか?といった予測とともに、従来の心理療法や薬物に加えて、脳に電気刺激を与えるといった治療が普及するやもしれません…(脳に電気って…昭和な人は「電気けいれん療法」とか思い出しちゃうけど、そんなのではなく、もっと微弱でデリケートな電気を使うらしい)。
自分のように、薬物による効果がイマイチで、脳の汁が足りなくて…という説に懐疑的だった人からすると「ふうん、そうかもね」と思うのです。
久々に頭の中の暗雲が取れちゃう体験をした
ここ数週間、心理療法が功を奏しているのか何だかは分からないんだけど、暗い不安な気持ちから解き放たれ、随分気持ちの良い時間を過ごすことができました。
まさに、空を覆っていた厚い雲が一層されたような、晴れやかな気持ち。
重いコートを脱いだ時の、軽やかな感じ。
あまりにも幸福感に包まれているので「躁状態になるんじゃないか?」「このあと激しい鬱状態に突き落とされるのでは?」と心配になり、定期的に通う主治医に相談した。
「あなた、考えすぎ! あなたには双極性障害の兆候はありません」
とのことで、「またもや考えすぎか、イカンイカン」と反省しているうちに、そうか、これが病気…全般性不安障害になる以前の、普通の精神状態なんだわ、と気が付いた。
人間って、ココロが健康なら、そもそも、あらゆることがハッピーなんだわ、と。
偶然通りすがりの人の優しさに触れた時の嬉しさ。
お散歩してて、偶然面白い体験ができた時の「あたくしラッキー!」といった喜び。
遠くの友達から届いた優しいメールを読んだ時の幸福感。
こういった出来事に、ここのところ、いちいち超絶幸福感に包まれウルウルしていたのだけど、久しぶりだから刺激が強く感じるだけで、これが健康なココロの反応なのだろう。
この世は奇跡の連続。世界が喜びに包まれているというのは本当だ。
恐らく、それを受信できる能力があるか、ないかの違いなのだ!(←多少、感情が高ぶった感じ(笑))
しかし、儚くも元の心臓バクバク&ドンヨリに…
ところが、そんな素晴らしい気づきがあった後、些細なことをきっかけに、また元のドンヨリとした気持ちに戻ってしまった。
ココロの暗雲は広がるのが早い…。
というわけで、私の感情は世界が作っているのではなく、私自身が作っているということが、非常にリアルに体感できた数週間でした。この変化が、脳の汁の量的変化なのか、脳の回線が繋がったり途切れたりしているのかは分かりませんけどね。
この辺りを、「バイクの押しがけ(タイヤの方を回してエンジンを始動させようとする、バッテリーが上がってしまったときなどの対処方法)」的な感じでココロを何とかしちゃおうというのが、恐らく、自己啓発本であり、認知行動療法なんでしょうな。よく分かりました。
ハッピーな気持ちが、未来の方にココロを向けさせるというのも、体感できたことの一つ。
「恫喝する人に出会ったら、パニックが発動して、やがてダウンする」という、あたくしの性能に関しては依然、変化がないのですけど、鬱な気持ちさえ取り払われれば、勝手に勇気が出て変化を求めるのです。実際に、求人検索とかしていて(再雇用されるかは、また別の話ですが)、今考えると少し驚きです。
気分の変化が儚くて、まだオロオロしているけど、いかに儚くても、この変化は良い兆候なんだろうな、と考えてます。
※分厚い本だけど、これを読んだらしばらくは脳科学の小ネタには困らないよ!